カスタムPOIを検索可能にする

カスタムPOIは非常に便利な機能ですが、名称検索によりデータを絞り込むことが出来ません。
ここでは、カスタムPOIとして追加したデータの中から目的のデータを検索可能にする裏技的な手法を説明します。

まずnuvi本体に内蔵されているデータとカスタムPOIにより追加したデータの検索手法を見比べて見ます。
検証にはnuvi250を使用しています。
なお検索するデータは、徳島県にある道の駅です。

nuvi本体に収められているデータの場合


kensaku01.jpg kensaku02.jpg
目的地検索 → ジャンル別施設

kensaku03.jpg kensaku04.jpg
都道府県周辺検索 → 中国四国を選択

kensaku05.jpg kensaku06.jpg
徳島県を選択 → 自動車関連を選択

kensaku07.jpg kensaku08.jpg
道の駅/案内所を選択 → 絞込みのためスペルをタップします

kensaku09.jpg kensaku10.jpg
あいと入力 → 残念ながら該当無しとなりました。

kensaku10-2.jpg
データそのものが登録されていない可能性もあるため、設定を少し変えて再度検索してみました。
なぜか愛媛県を指定して検索すると該当する施設がピックアップされました。

カスタムPOIに検索可能な裏技を施したデータの場合


kensaku11.jpg kensaku12.jpg
その他 → カスタムPOIを選択します

kensaku13.jpg kensaku14.jpg
道の駅を選択 → 絞込みのためスペルをタップします

kensaku09.jpg kensaku15.jpg
あいと入力 → 目的の施設が見つかりました。

どうやるの?


裏技と書きましたが、正確には力技と言ったほうが適切ですね。
スペル検索(機種により表現は違うかも!?)の弱点は、漢字で入力された名称を検索できないことです。

逆に言えば、ひらがなで名称を登録しておけば検索できるということですね。

GCPEdeterでは、下図のように名称の読みを登録することが出来ます。
12.jpg

GPXファイル作成時に読みを追記する設定で保存すると自動的に読みを名称に追記した形で出力可能です。
上記の例でいえば、可成家本店(かなりやほんてん)という名称で登録されます。

機種により異なりますが、名称に利用できる文字数に限度があります。
確かな情報ではありませんが、nuviだと全角・半角に係らず30文字まで入力可能だと思います。

今回は、読みを利用した検索を例にあげましたが、読みの代わりに電話番号を入力しておけば電話番号検索として利用可能なはずです。
また、アルファベットを自分なりのジャンル分けとして利用すれば、ジャンルによる絞込みも可能ですね。

例えばラーメン屋のカスタムPOIにデータを追加するとき
○○ラーメン(A)
○▲ラーメン(B)
△○ラーメン(A)
のように登録しておけば、Aならしょうゆ系、Bなら味噌、Cならとんこつ系という感じでジャンルを指定できます。

データ上は、予備項目(通常は読みとして利用)にA、B、Cを入力しているだけなので、予備項目を出力しない設定で保存すれば、ジャンル分けをしていないデータを出力することも可能です。

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  • 最終更新:2012-03-23 16:55:37

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